昨年もまとめましたが、今年もまとめます。
今年は『イベントごとにエントリをひとつ』という記録の付け方をひそかに目標にしていました。
というわけで、だばだばと列挙していきます。
- 新堀芸術学院の春期定期公演で、ギター合奏と PA について考えた(2014 年 2 月 26 日)
- 全国職場バンドフェスティバルで、さいこうにイケてる吹奏楽を聴いてきた(2014 年 3 月 3 日)
- いちむじんの結成十周年記念コンサートに行ってきた(2014 年 3 月 10 日)
- 引地台中学校クラシックギター部の定期演奏会に行ってきた(2014 年 3 月 29 日)
- 北杜高校ギター部のスプリングコンサートで、日本でいちばんの合奏を聴いてきた(2014 年 4 月 1 日)
- 多摩高校ギターアンサンブル部の定期演奏会で、自分の原点に触れてきた(2014 年 4 月 8 日)
- ジョアン・リラさんのライブとワークショップで、ホンモノのボサノヴァに触れてきた(2014 年 4 月 13 日)
- 相模原中等教育学校クラシックギター部の定期演奏会で、とんでもなく奇跡的な演奏を聴いてきた(2014 年 4 月 23 日)
- 須川展也さんのデビュー 30 周年記念コンサートで、変幻自在のサクソフォンを聴いてきた(2014 年 4 月 29 日)
- ブリトニー・スピアーズさんの定期公演、Peace of Me に行ってきた(2014 年 5 月 19 日)
- イマジン・ドラゴンズのライブで、ドラムサウンドに圧倒されてきた(2014 年 5 月 25 日)
- ペペ・ロメロさんのコンサートで、伝説の銘器トーレスの音を聴いてきた(2014 年 6 月 1 日)
- DANROK のポーランド公演記念コンサートで、突っ走るギターを聴いてきた(2014 年 6 月 23 日)
- ソニー吹奏楽団の定期演奏会で、緻密で丁寧な吹奏楽を聴いてきた(2014 年 6 月 24 日)
- 大宮高校ギター部の定期演奏会で、なつかしい堅実な音を聴いてきた(2014 年 6 月 27 日)
ここまでで半年。クラシックギターを中心に、ロック、吹奏楽、ボサノヴァなどに触れた日々でした。
続いて後半です。
- 虹晴れギターアンサンブルコンサートに行ってきた(2014 年 7 月 12 日)
- 宿河原のいつものお店、ポトスのオープンマイクに参加してきた(2014 年 7 月 13 日)
- 吹奏楽祭 2014 マーチ&ポップス・イン・HIBIYA に行ってきた(2014 年 7 月 14 日)
- NHK 交響楽団の N 響ほっとコンサートに行ってきた(2014 年 8 月 6 日)
- ギターサマーコンサート 2014 に行ってきた(2014 年 8 月 19 日)
- 某社の某イベントでビッグバンドと吹奏楽を聴いてきた(2014 年 8 月 25 日)
- 全国学校ギター合奏コンクール 2014 で、ギター合奏のことを考えた(2014 年 8 月 27 日)
- 坂戸高校の文化祭で、ギター部の演奏を聴いてきた(2014 年 9 月 3 日)
- 多摩高校の文化祭で、ギターアンサンブル部の演奏を聴いてきた(2014 年 9 月 11 日)
- 相模原中等教育学校の文化祭で、クラシックギター部の演奏を聴いてきた(2014 年 9 月 25 日)
- 宿河原のいつものお店、ポトスのライブに参加してきた(2014 年 9 月 30 日)
- 岡上分館のカフェコンサートに出たよ(動画もあるよ!)(2014 年 10 月 16 日)
- 宮川彬良のせたがや音楽研究所 #2 に行ってきた(2014 年 10 月 23 日)
- アルヴァロ・ピエッリさんのギターリサイタルに行ってきた(2014 年 10 月 25 日)
- ポトスでのライブと、Rubinetto 近況(2014 年 11 月 30 日)
- ソニー吹奏楽団のファミリーコンサートに行ってきた(2014 年 12 月 2 日)
- 洗足学園音楽大学 FUYUON! 2014 クラシックギターコース演奏会に行ってきた(2014 年 12 月 3 日)
- 神奈川県高等学校総合文化祭の器楽管弦楽演奏会に行ってきた(2014 年 12 月 14 日)
- ギタークリスマスコンサート 2014(2014 年 12 月 29 日)
あいかわらず中心はクラシックギターでした。人生の中で諸事情により吹奏楽成分が増えてきていますが、ほかにもオーケストラ、ビッグバンドなどなど、いろいろです。
Rubinetto が本格的に演奏活動を始めたのも、7 月以降でしたね。ぼくのギターの中心はどうしたって新日本ギターアンサンブルなので、自分の “看板” というかアイデンティティは主にそれではありますが、Rubinetto は Rubinetto で息の長い団体にしたい、という思いが強くあります。
いろいろな音を聴く、ということは、自分の音を磨くうえで絶対に必要なことだと思っています。
身近な目標、自分にとっての “理想の音” を探すこと。おおいに妄想して、脳内で “理想の音” が鳴らせるようになること。さらにその脳内の “理想の音” を磨きあげていくこと。いろいろな音を聴いて、いろいろな弾き方をみて、きれい、きたない、かっこいい、かっこわるい、そういう自分の中に湧く素直な感想をだいじにして、自分にとっての “理想の音” を高めていくこと。
ここ何年も、ずっとそういうことを続けています。
意識しよう、うたおう、よくいわれるこういう指摘は、”脳内で理想状態を思い浮かべて” と、”その理想状態をなぞるように弾く” という、ただそれだけの、ほんとうにただそれだけのことなのです。だからこそ、”理想状態” そのものを高めることが、成果に直結するわけです。
脳は万能なのですヽ(・∀・)ゝ 妄想の世界ならどんな弾き方だってできるしどんな音だって鳴らせるのですヽ(・∀・)ゝ 考えるだけで本当に鳥肌が立つような、そういう理想的で究極に至高で最高な音を、脳内で演奏できるようになろうヽ(・∀・)ゝ 出し方はあとまわしでいいのですヽ(・∀・)ゝ
— くろい (@kurokobo) August 5, 2013
人間のボトルネックは身体動作を伴うアウトプット部分で、決して脳ではないのですヽ(・∀・)ゝ 脳の万能な力を信じて、枷をはめずに、脳に自由にさせてみるのですヽ(・∀・)ゝ 言語化しようとせずにヽ(・∀・)ゝ 言語化すると言語化できる範囲の外に出られなくなりますヽ(・∀・)ゝ
— くろい (@kurokobo) August 5, 2013
脳内で至高の音を出す自分の姿が想像できたら、それを現実世界でトレスしますヽ(・∀・)ゝ 音を出した瞬間、きっと理想とのギャップに幻滅するヽ(・∀・)ゝ そこからが練習だヽ(・∀・)ゝ りそうにひたりげんじつをみつめもだえくるしんであがくのですヽ(・∀・)ゝ
— くろい (@kurokobo) August 5, 2013
宗教じみてきたけどわりとそういう感覚、ぼくは大事にしてる。想像できないものは現実にできない
— くろい (@kurokobo) August 5, 2013
『頭を使って演奏する』ことは、脳にたくさん想像と妄想をさせながら弾くことに似ている。想像する作業と指を動かす作業は半分くらい連動してて半分くらいは別人格。でもどっちもぼくの世界
— くろい (@kurokobo) August 5, 2013
理想状態を明確に想像できることはやっぱりだいじだ
— くろい (@kurokobo) August 2, 2014
顔文字がウザい(書きながら自分でそう思った)けれど、以上、一年半くらい前のツイートをお送りしました。
ギター合奏やってる人は一定以上のレベルの演奏聞く機会が他ジャンルに比べて極めて少ないよなー。理想のサウンドが脳内に無いってなんというか不幸。
— めき𓆏 (@kaerukumaen) December 18, 2014
大学では合唱サークルにいたけど、好きな合唱団ないし、アンサンブルは?
って聞かれたら、みんな何かしら答えられたよね。ルネサンスものならどこどこ、黒人霊歌はどこどこ。どこどこは此処は素晴らしいけど、ここがあんまり好きになれない等々。吹奏楽部の人なんかも答えられるのじゃないかしら。— めき𓆏 (@kaerukumaen) December 18, 2014
部活で初めて、10年、20年と合奏用ギター弾いてる人に、好きなチェンバロギター奏者は?とか聞いても、一割も答えられないんじゃなかろうか。
いや、仕方ない部分もあるけど、
それで続けていくのは俺だったらきついなー— めき𓆏 (@kaerukumaen) December 18, 2014
嘘だろ俺の弾いてる楽器こんな音出せるのかよ…、ってなったり、どうやったらこんな演奏出来るんだろうってもう動きから顔から全部真似てみたりした経験なしに熱を冷まさずにいられるもんなのかな。
— めき𓆏 (@kaerukumaen) December 18, 2014
元々市場が小さい上にグループ間交流が絶望的に少ないから、母数が小さいんである意味必然なんですよね RT @kaerukumaen: ギター合奏やってる人は一定以上のレベルの演奏聞く機会が他ジャンルに比べて極めて少ないよなー。理想のサウンドが脳内に無いってなんというか不幸。
— Jun Matsumoto (@Jun_mats) December 19, 2014
基礎練習、個人練習、アンサンブル練習それぞれと同じくらい聴きにいくことに力を割いてもよいと思うよ
— Jun Matsumoto (@Jun_mats) December 19, 2014
偉大なる先達のコトバを引用して終わりにします。
そんなわけで、全部で 35 回の演奏会に聴いたり観たり出たり手伝ったりした一年でした。前年比で 10 回増しです。
来年…… は、動きが鈍りそうな気はしますが、引き続きいろいろなところに顔を出していきたいところです。