AutoMuteUs 7.0 のリリース: スラッシュコマンド対応などいろいろ

AutoMuteUs7.0 にメジャアップデートされ、操作方法が .au やメンション から スラッシュコマンド に変更されました。これによって操作感が大きく変わり、またセルフホストでは関連するオプションがいくつか追加されています。

本エントリでは、公式ボットサービスの利用者セルフホストの利用者双方 を対象に、簡単に変更点とその概要、使い方を紹介します。

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AutoMuteUs のよくある質問と回答とかいろいろ

AutoMuteUs のサポート Discord や DM で聴かれたこと、日本語での情報が少ないことなどをまとめています。思いつきでほどほどに更新します。

Docker や Docker Compose それ自体の使い方というよりは、維持や運用の仕方とかそっちの方面が中心です。

その他の Tips 系は別エントリ Among Us 用ボット AutoMuteUs のあまり知られていない便利な機能 でも紹介しています。

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Game Update Notifier: ゲームのアップデートを監視して Discord で通知する(Steam / Epic Games / Microsoft Store 対応)

概要

あるゲームのアップデートの配信をいちはやく検知したい要件が発生したので、そういうツールを作りました。

現時点で、SteamEpic GamesMicrosoft Store に対応しています。事前に指定したゲームのアップデート有無を一定の間隔で監視し、アップデートがあった場合に Discord でメンションを飛ばして通知してくれます。

このツールは、詳細なパッケージやバージョンの生の情報を取得して監視 するため、既存のツールと違って、リリースノートの更新などを伴わない小さなアップデートでも検知できる のが大きな特徴です。

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AmongUsOverlay: OBS で Among Us のゲーム状況をリアルタイムにオーバレイ表示する

概要

様々な興味と関心が脱線し続けた結果、OBS で Among Us を生配信するときに便利かもしれないオーバレイ表示を実現するツール、AmongUsOverlay ができました。例えばこんなことができます。

  • ロビーにいるときだけ部屋コードを隠す画像を自動で表示 する(ロビー以外では自動で非表示になる)
  • プレイヤの色と名前 を表示し、死亡したプレイヤは死亡した画像に自動で切り替える(ネタバレにならないよう、緊急会議に入ったときに更新される)
  • 選択した ステージに応じたマップを自動で表示 する。ディスカッション中だけは大きなマップに切り替える
  • ゲームの終了後に、その ゲームのまとめ勝者や時系列のイベント)を表示する

動作イメージは次のとおりです。

また、簡単な HTML と CSSで、上記のような画面を自分で簡単に作れるようになっています。例えば、上記のうち、ロビーでだけ表示される画像 は、次のたった一行の HTML で実現できます。

<img class="per_state only_lobby" src="<path/to/image>">

すぐに使えるデモ兼実装例も併せて配布しています。

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Among Us 用ボット AutoMuteUs のあまり知られていない便利な機能

Among Us でゲームの状況に応じて自動でミュート・アンミュートしてくれる便利なボットこと AutoMuteUs、ほんとうに便利ですよね。

簡単な使い方であればインタネットの各所に解説記事がたくさんありますが、実は AutoMuteUs には、さらに便利に活用できるいろいろな機能 が用意されています。

本エントリでは、他の解説記事ではあまり触れられていない機能 を中心に、AutoMuteUs をさらに活用するための情報 を紹介します。

なお、文中で 公式サービス と記載していますが、これは AutoMuteUs 開発者が直々に運営しているサービス というだけの意味であり、Among Us の公式サービス ではない ことは念のため明記しておきます。

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Among Us の便利ボット AutoMuteUs の通信をリバースプロキシ(Nginx/Caddy)と Let’s Encrypt で暗号化する

はじめに

Among Us のゲームの進行に応じて Discord 上の各参加者のミュート・アンミュートを自動制御してくれるとても便利なボット、AutoMuteUs を初めて触りました。

動作にはボットのインスタンスを立てる必要があり、公開インスタンスが満員だったため、その場で自前サーバでのセルフホスト構成を作ったのですが、Docker でホストできることもあって、動かすだけならとても簡単です。Discord でのボット操作を一手に引き受けられるのであれば、インタネット上で公開する必要すらなく、LAN 内に配置するだけで済みます。

が、自分が居ないときでも仲間内で共同利用できるようにしたい場合、どうしてもボットのインスタンスはインタネット上でホストする必要があり、であれば少しでもセキュアにしたい感触があります。

そんなわけで、平文で行われている一部の HTTP や WebSocket の通信を、Let’s Encrypt の SSL 証明書とリバースプロキシ(Nginx)で暗号化したので、実装例の紹介です。

追記Caddy でも実装 しました。エントリ末尾の追記部分 で紹介しています。

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