11 月 30 日、日曜日。会場は同大学シルバーマウンテンの二階。
夏の演奏会(NATSUON)には結局行けなかったので、去年の FUYUON 以来一年ぶり。
お目当ては何と言っても世界初演である竹内先生の Surge VI。あとウクレレ。
Surge VI、来年のコンクールの課題曲でもあるので多くのことは書かないけれど、とにかく、ぼくは好きだった。
今までの Surge シリーズだと、ぼくは IV のあのたまらなく切ないメロディがほんとうに大好きで、初見で弾いた瞬間にのめりこんだ記憶がある。VI を聴いたときの感覚も、あの時のそれに近かった。とてもよい。
今回は五人編成だったから、これがコンクールで八十人規模での合奏になったときにどうなるか、楽しみで仕方がない。いつか自分が弾きたい。Surge シリーズが完成したら、Surge 全曲を続けて弾くコンサートを開きたい。
ウクレレは相変わらずテクニックがぶっ飛んでいてさいこうだった。
でも生音よりアンプを使った方がよかったのでは、とも。ウクレレの音色と響きを聴かせる部分ももちろんあるものの、エンタテインメントとしての性格が強かったわけだし、ちょっと惜しい。
演奏者の彼はこれで卒業してしまうそうなので、学校関係ない場で演奏しまくってくれることに期待したい。聴きに行こう。
最後に演奏したブエノスアイレスの冬は、独奏者である演奏者のポテンシャルを引き出すという意味ではこのくらいテクニカルな編曲のほうが似合うなあって感じで、しっかりとハマった仕上がりでかっこうよかった。
この曲も、いつか自分で弾いてみたい曲のひとつ。
去年より人数が減って五人になって、はてさて来年はどうなるのかしら。また聴きに行こう。