“ははそのもり” と読むらしい。読めない。
人づてにお手伝いを頼まれたので、舞台裏でちこちこ動き回ってきた。
地元の中学校の吹奏楽部とか、地域の有志による合唱とかダンスとか、いろいろな演目のあるにぎやかなイベント。
運営はたいへんそうだったけれど、ちびっこからお年寄りまでがいっしょの舞台で緊張しながらも楽しそうに歌ったり踊ったり吹いたりしているようすは、とてもよい。
もう八回目だそうで、人手不足はこの手のイベントの常だけれど、普段発表する場のない団体にとっては貴重な場だし、こういうところでの共演をきっかけに予想外の展開につながることもままあるので、永く続くといいなあと思う。
実働面でいえば、吹奏楽とギター合奏で、舞台準備のお作法にはローカルルールや細かな文化の違いもやっぱりあって、その辺はおもしろかった。だいたいは一緒だったので大きな違和感なく動けたけれど。
ぜんぜんしらないコミュニティにひとり紛れることになったけれど、平和な空気でよかった。いちどお客さん側として観てみたい。