FINAL FANTASY の曲をシエナウィンドオーケストラさんが演奏するコンサート、BRA★BRA FINAL FANTASY Brass de Bravo with Siena Wind Orchestra に行ってきた。3 月 7 日の土曜日、東京オペラシティコンサートホール、タケミツメモリアル。
この会場、高校生のころに贅沢にも演奏者側として使ったことがあって、ぼくが初めて『よいホールで弾くとたのしい』ということ明確に意識したのがそのときだった。だから思い入れのある場所。
そんな場所で FF でしかもシエナさんとか、これがテンションあがらずに居られるか状態なわけで。
シエナさんを生で聴くのは初めてで、顔ぶれからするとどうも全員が一軍というわけではなさそう(?)な気がしたけど、それでだってやっぱり鬼のようにかっこうよかった。ちょうウマい。
大勢で演奏するときの迫力ももちろんなのだけれど、ベテラン勢(たぶん)の小編成でのジャジィなアレンジとか金管アンサンブルアレンジとか、そういうのがさいこうにきもちがよい。耳が溶ける。
ゲーム音楽っていう世界自体のカジュアルさと、吹奏楽っていうジャンル自体のカジュアルさってすごく相性がよさそう。オーケストラにある根底的な “おカタさ” がないので、身構える必要がまったくない。最初から楽しむ気満々で居られるあたり、ストレスフリーですばらしい。
吹奏楽アレンジでの公演は公式には今回が初らしいのだけれど、ぜひ今後も継続して続けていただきたい感じ。
先々月の Distant Worlds、先月の THE LEGEND of RPG に続くぼくのゲーム音楽月間(?)、これで完結。
でもまたいきたいね、ゲーム音楽はおいしい。