ちょっと前に 4,000 円の怪しいデジタル顕微鏡 を買ったのだけれど、思っていたより遊べてしまい、おもしろかったです。という話です。
例えば、Raspberry Pi 4 って、
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基盤のチップに文字が書いてあると、読めたり読めなかったりです。
例えばこれ。何かもじゃもじゃ書いてあるような気がするのだけれど、肉眼では全然読めない。
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そこにこの怪しい顕微鏡を当ててみると、こう。
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もっとがんばるとこう。
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なるほど、QSAK KDD
ね、みたいな。意味は知らんけど。
おもちゃみたいなスタンドも付いているので、がんばって調整すると、撮影もがんばれます。LED 照明が組み込みなのが助かる。
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あとはスマートフォンの画面も、
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ドット感がこう。ところどころ汚いのは画面ではなくカメラの問題です、エアダスタでも飛ばせないゴミが常に映る。仕方ない。
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もっと寄るとこう。なるほど、RGB だなあ、光の三原色だなあ、と思える。左側が白、右側が青の部分です。
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お札の小さい文字も読めます。これは諭吉さんの右上です。
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この顕微鏡は UVC 準拠なので、つなげば適当なソフトウェアで取り込めます。スマートフォンにも Wi-Fi でつなげられるみたいです、試していませんが。
商品説明では 1,000 倍を謳ってはいるものの、これが実際何倍なのかはよくわかりません。
画面に常にゴミが映るし、画質は悪いし、ピントも合わせにくいし、解像度は 1280×720 だし、と、欠点は挙げようと思えば挙げられるけれど、それでもお値段を考えるととても優秀でした。たのしい。
いろいろ分解して遊ぶときに、キラキラしたかっこいい部品を観察しておもしろがるのに役立っています。