今年の就職活動は、氷河期の再来だの超氷河期だの言われている。世間一般では。
でも正直、就職氷河期とか、あと不況とか、そういうネガティブな風潮って、それが蔓延するいちばんの原因は『みんながホントにそういう気になっちゃうこと』だと思っている。
その人にとって『初めての』就職活動のはずなのに、『去年より』厳しいと断言できる感覚が、ぼくにはよくわからない。人間が変われば難易度が変わるのは当たり前のこと。去年就職活動をしていた人と、今年就職活動をしている人は、別の人なんだから、比べて何かがわかるものでもないのではないかと。
『ポジティブに生きよう☆』と言うのなら、まず蔓延した『今年の就職活動は厳しい』というよくわからない『空気』を、そんなものは幻想だとポジティブに捉えたい。
去年は去年、今年は今年。厳しいか厳しくないか、世間の評価など、そんなものはどうでもよくて、厳しいと思い込むことをまずやめた方が、視野は広く保てると思う。