2014 年 12 月のエントリ

ぼくが 2014 年に聴いたり観たり出たり手伝ったりした演奏会まとめ

昨年もまとめましたが、今年もまとめます。

今年は『イベントごとにエントリをひとつ』という記録の付け方をひそかに目標にしていました。

というわけで、だばだばと列挙していきます。

ここまでで半年。クラシックギターを中心に、ロック、吹奏楽、ボサノヴァなどに触れた日々でした。

続いて後半です。

あいかわらず中心はクラシックギターでした。人生の中で諸事情により吹奏楽成分が増えてきていますが、ほかにもオーケストラ、ビッグバンドなどなど、いろいろです。

Rubinetto が本格的に演奏活動を始めたのも、7 月以降でしたね。ぼくのギターの中心はどうしたって新日本ギターアンサンブルなので、自分の “看板” というかアイデンティティは主にそれではありますが、Rubinetto は Rubinetto で息の長い団体にしたい、という思いが強くあります。

いろいろな音を聴く、ということは、自分の音を磨くうえで絶対に必要なことだと思っています。

身近な目標、自分にとっての “理想の音” を探すこと。おおいに妄想して、脳内で “理想の音” が鳴らせるようになること。さらにその脳内の “理想の音” を磨きあげていくこと。いろいろな音を聴いて、いろいろな弾き方をみて、きれい、きたない、かっこいい、かっこわるい、そういう自分の中に湧く素直な感想をだいじにして、自分にとっての “理想の音” を高めていくこと。

ここ何年も、ずっとそういうことを続けています。

意識しよう、うたおう、よくいわれるこういう指摘は、”脳内で理想状態を思い浮かべて” と、”その理想状態をなぞるように弾く” という、ただそれだけの、ほんとうにただそれだけのことなのです。だからこそ、”理想状態” そのものを高めることが、成果に直結するわけです。

顔文字がウザい(書きながら自分でそう思った)けれど、以上、一年半くらい前のツイートをお送りしました。

偉大なる先達のコトバを引用して終わりにします。

そんなわけで、全部で 35 回の演奏会に聴いたり観たり出たり手伝ったりした一年でした。前年比で 10 回増しです。

来年…… は、動きが鈍りそうな気はしますが、引き続きいろいろなところに顔を出していきたいところです。


ギタークリスマスコンサート 2014

新日本ギターアンサンブルの毎年恒例のイベント、ギタークリスマスコンサート。今年は 12 月 20 日の和光大学ポプリホール鶴川での回と、12 月 23 日の白寿ホールでの回の、全二回。

たのしかった。

一年前、去年のこのコンサートのエントリ ではこんな大げさなことを書いたけれど、

ようやく、ギター人生で初めて “納得のいく” 演奏会になったなあと

ぼくはこう弾けばいいのかと、こういう音をつくればよいのかと、これがぼくのスタイルなのかと、そういう納得感

今年は上で言う “ぼくのスタイル” をじっくりことこと煮込んだ一年だった、気がする。

去年はステージ上で突然舞い降りた爆発的なインスピレーション(?)のおかげで、流れの中を興奮して泳いでいたらいつの間にか終わっていた、みたいな感じもあったけれど。今年は自分の特性と自分の音を一年かけて咀嚼して煮込めて吸収できたので、去年と比較するとだいぶ落ち着いて冷静に臨めていた感があり。

反省すべきところもいろいろあったけれど、反省するということは別にしゅんとしてごめんなさいして縮こまっていることではなくて。過去を省みて問題とその対策を考えて、未来の自分の行動にがんがん活かしていくこと、ただそれだけ。

そんなわけで、反省点もあるし、目標もあるし、めざすべきひとも居るし、じわじわと登っていけている実感もあるし、相変わらず脳内には完璧な自分が居るし、解決したい課題もある。

よい状態、だと思うわけで。来年の演奏会めがけて、地道に進んでいこうと思う。


神奈川県高等学校総合文化祭の器楽管弦楽演奏会に行ってきた

平成 26 年度神奈川県高等学校総合文化祭の中の、第 14 回神奈川県高等学校器楽・管弦楽演奏会に行ってきた。長い上に何をどう略しても “高文連” にはならないのがミソ。”高文連” は主催者と主管者、神奈川県高等学校文化連盟。

12 月 14 日、日曜日。去年までと変わって会場は昭和音楽大学のテアトロ・ジーリオ・ショウワ。

相模原中等教育学校クラシックギター部さんの出演時間がちょうどぼくの隙間の時間だったから、ちょうど新百合ヶ丘に居たことだし、覗いてきた。午前の多摩高校ギターアンサンブル部も聴きたかったのだけれど、時間が叶わず。

このホール、本来の用途、つまり “劇場” として使えばすばらしい場所ではあるものの、残念ながらギター合奏とは特性上いまいち相性がよろしくない。実は全日本学生ギターコンクール(当時はまだこの名称だった)が 2007 年にいちどだけここを会場に開催されたのだけれど、それ以来そこでは開催されていないあたりからも、いろいろとうかがえるような、そうでもないような。

というわけで、実際の演奏も、すごく弾きづらそうだなあというのが第一印象。N 人の合奏というより、N 人の独奏の集まりに聴こえてしまって、この部のポテンシャルは絶対こんなものではないはずなのだけれどと思いながら聴いていた。

もともと人数が多い部活がお互いの音を聴きにくい環境で人数を絞って演奏すると、それまで人数の多さでどうにかなっていたところが丸裸にされるので、そういう意味ではこのメンバでの本領発揮はもうちょっと先なのかなと。とくにトリプティークはぼくのお気に入りの曲なので、定期演奏会ではイケイケなのが聴けることを期待。伸び代はたくさん。

中等さんの定期演奏会、毎年経済産業省のアレとかぶるのがつらい……。


洗足学園音楽大学 FUYUON! 2014 クラシックギターコース演奏会に行ってきた

11 月 30 日、日曜日。会場は同大学シルバーマウンテンの二階。

夏の演奏会(NATSUON)には結局行けなかったので、去年の FUYUON 以来一年ぶり。

お目当ては何と言っても世界初演である竹内先生の Surge VI。あとウクレレ。

Surge VI、来年のコンクールの課題曲でもあるので多くのことは書かないけれど、とにかく、ぼくは好きだった。

今までの Surge シリーズだと、ぼくは IV のあのたまらなく切ないメロディがほんとうに大好きで、初見で弾いた瞬間にのめりこんだ記憶がある。VI を聴いたときの感覚も、あの時のそれに近かった。とてもよい。

今回は五人編成だったから、これがコンクールで八十人規模での合奏になったときにどうなるか、楽しみで仕方がない。いつか自分が弾きたい。Surge シリーズが完成したら、Surge 全曲を続けて弾くコンサートを開きたい。

ウクレレは相変わらずテクニックがぶっ飛んでいてさいこうだった。

でも生音よりアンプを使った方がよかったのでは、とも。ウクレレの音色と響きを聴かせる部分ももちろんあるものの、エンタテインメントとしての性格が強かったわけだし、ちょっと惜しい。

演奏者の彼はこれで卒業してしまうそうなので、学校関係ない場で演奏しまくってくれることに期待したい。聴きに行こう。

最後に演奏したブエノスアイレスの冬は、独奏者である演奏者のポテンシャルを引き出すという意味ではこのくらいテクニカルな編曲のほうが似合うなあって感じで、しっかりとハマった仕上がりでかっこうよかった。

この曲も、いつか自分で弾いてみたい曲のひとつ。

去年より人数が減って五人になって、はてさて来年はどうなるのかしら。また聴きに行こう。


ソニー吹奏楽団のファミリーコンサートに行ってきた

ソニー吹奏楽団さんのファミリーコンサートに行ってきた。11 月 29 日、土曜日、会場はめぐろパーシモンホールの大ホール。

演奏会らしい演奏会に足を運んだのが一か月ぶりくらいになってしまった。やっぱり生音はよい。ライブはよい。生きた音楽に触れるのはだいじ。

吹奏楽の演奏会に行っておいてアレだけれど、鍵盤ハーモニカがべらぼうにうまかった。バンドネオンに比べるとリベルタンゴにはちょっと上品できれいすぎる感じもあったけれど、でもうまかった。

あとはブラボーブラス。ソニーさんはわりとクラシック音楽っぽいスタイルというか緻密な演奏をしている印象なので、遊ぶ曲よりも丁寧に音を作れるこういう曲の方が似合う気がする。定期演奏会だとそういう曲がたくさん聴ける。

はとポッポはネタ枠だったけど、ドヴォルザークの第八番風とショスタコーヴィチの第五番風のが個人的にはツボだった。いい展開。

このコンサート、ファミリーコンサートという名前の通り、未就学なお子さまもぜひどうぞというスタンスの演奏会。というかむしろそういうひとたちこそメインターゲットとして設定されているのだと思う。

演奏会って、呼びたい客層が明確でないと、万人受けを狙って逆に主軸が見えにくくなりがちで。その点、この演奏会は対象が明確で、曲もとてもわかりやすかった。パンフレットにも構成にも司会にも “お子さま向け” の要素を取り入れていたし、客層を決めてそれに合わせた準備と運用をするのってやっぱり大事よね、と。お勉強になった。

ひさしぶりのよい生音だったし、満足した。