2014 年 9 月のエントリ

宿河原のいつものお店、ポトスのライブに参加してきた

たのしかった! です!

前回 はオープンマイクだったけれど、今回はしっかりとしたライブでした。9 月 28 日、日曜日。

Rubinetto としてひとまえで演奏するのはこれで二回目。前回は持ち曲が二曲しかなかったけれど、ようやく四曲までレパートリィが増えまして。

いやはや、たのしいものですね。

頭を空っぽにして、むずかしいことはなにも考えないで、完全にノリだけでぎゃんぎゃんに弾く。

という弾き方ができる団体であり曲であるので、わりとストレートに手放しでおもいきりたのしめたのでした。

きれいなホールで芳醇なひびきに身をゆだねるのもたまらなくだいすきだけれど、こういう、”コンサート” というより “ライブ” って感じの空気も、これはこれでだいすきで。

なんていうか、ああぼくはいまギターを弾いているんだなあ、みたいな気になれる。すばらしい。

ぎゃんっぎゃんに弾いているぼくらの演奏が聴いてみたいみなさま、10 月 11 日に鶴川駅近くの岡上分館で会いましょう。詳細はこちらから。

むしろいっしょに弾いてみたいとおもったみなさま、ぜひ入りましょう。たのしいです。ご連絡お待ちしています。

ポトスのみなさま、ほかの出演者のみなさま、ありがとうございました。

またぜひ。


相模原中等教育学校の文化祭で、クラシックギター部の演奏を聴いてきた

今年も行ってきた。9 月 22 日の日曜日、相模原中等教育学校の文化祭、蒼碧祭の文化部門。

ただの視聴覚室だから音楽用の場所ではないのだけれど、それなりに防音がしっかりしていて外の騒音がかなり抑えられているので、”文化祭” らしからぬ音響で聴けるのはこの会場のよさのひとつ。

平たくいうと、やっぱりうまいなあ、ってかんじ。ステージにもかなり慣れていて安心感がある。

ギター合奏歴二年から五年のひとたちの集まりだし、そりゃあ当然感覚も育つだろって話ではあるのだけれど、それにしたって中高一貫の強みがうまく出ている気がする。年齢差が大きくなるのはもちろん弱みでもあるのだけれど、それを踏まえても組織としてのバランスはとてもよさそう。

ポピュラ音楽ってどうしても歌詞があってこそのものも多くて、でもギター合奏でやるなら歌詞は表現できないから、いかにメロディを歌詞から卒業させてひとり立ちさせられるかがおおきな課題。聴き手が歌詞を覚えているような有名な曲であれば『聴き手の脳内で勝手に歌詞が再生されることで補完されて曲として完成する』っていうこともなくはないのだけれど、それこそ個人差だから意図して狙うべきではないし。

つまるところ、ギター合奏でその曲を演奏する必然性をどう持たせるか、という話になるのだけれど。

やさしさに包まれたならとか、君をのせてとか、その辺のもうド定番で超有名なものは、いまさらそれを問いかけてどうするのってところまで枯れている感もあるので、細かいことは気にせずに好きにうたえばたぶんきれいにできあがるタイプの曲。

と思って聴いていたら、実際何の不安もなかったよね。こういうのをさくっと不安なくつくるあたり、基礎力の違いだよなあとも。悪くいえば、そもそもの選曲に目新しさはないし、できあがる演奏も予想通りでしかない、とも言えるのだけれど。

今回の曲目の中では Surge III の第三楽章がいちばん好きだった。うねりっぷりもだけれど、指揮者の H くん、お世辞抜きに観るたびにめきめき腕が上がっている感がすごい。ぐんぐん伸びるうえに来年も続投予定とのことで、これからも化けそう。楽しみ。

序奏とアレグロは、個人的には表情の変化を暑苦しいほどに愚直に音にしてぶちまけるような演奏が好きなので、ちょっと冷静すぎた気も。考えて弾くのもだいじだけれど、すべての表現が考え抜かれた計算尽くのものになってしまうと、それはそれでつまらない。もっとも、たぶん芳醇な響きがあってこその曲でもあるから、根本的に場所との相性がすこぶる悪そうというのもあったのだけれど。

あとはからあげを食べたり、たこやきを食べたり、わたあめに並んだり、写真館をみたり、文化祭らしく文化祭を楽しんだ。いろいろなひとにひさしぶりに会えたし、たくさんのひとに声をかけてもらえるのはうれしいものです。

そして恩師にもお会いできた。じつは文化祭に来た目的の半分はこっち。

もともと多摩高校で教えていた先生。相模原中等教育学校で教鞭を執りはじめて六年目。

ぼくの人生でほんとうに数少ない、”尊敬” という表現を遣うことを微塵も厭わない先生、”恩師” と表現することに一切の躊躇をしない先生のひとり。高校当時、話した時間はそう多くはないのだけれど、その短い時間でだってぼくの生き方が刺激を受けるには充分すぎるほどで。

卒業して以来の再会で、会えば話題はやっぱり学校のこと、教育のこと。学校は “生き方” を学ぶ場所だと、ぼくは教育についてはしろうとなのでそのくらいの感覚でしかものを言えないのだけれど。

あいかわらず哲学は健在で、絶望的なまでの頭のよさと回転の速さには到底追いつける気がしないなあと思いながらも、ひとときの会話を楽しんだ。

また会いに行こうと、そう思った。


多摩高校の文化祭で、ギターアンサンブル部の演奏を聴いてきた

もう何度目かわからないけれど、今年もぼくが愛してやまない母校こと多摩高校の文化祭へ、ぼくが愛してやまない部活ことギターアンサンブル部の演奏を聴きに行ってきた。

9 月 6 日、土曜日。

行ったのは一日目の第一回目の公演。例年通りほかの OB 勢といっしょに外の階段に居座る。

何度も言っているけれど、部活って『楽しいは正義』の最たる例で、活動内容よりも実は部活という活動形態そのものにものすごく価値があるものだと思っている。

入部したきっかけは “ギターであること” だったかもしれないけれど、あるときからギターが “部活を楽しむための手段のひとつ” になることは、たぶんよくあることなのだろう。時間を共に過ごす仲間がいることは、それほどまでに “部活” を魅力的にする。

部活は、だからどうしようもなく、よいものだと思う。だからぼくは好きだ。好きだったし、いまでも好きだ。

そんなことをぱやぱやと考えながら、全力で部活を楽しんでいる現役さんたちを眺めていた。外の階段は、部活が部活であることがよく見える位置でもある。

見えるけれど、音はあまり聴こえない。

もちろん少しは聴こえるし、廊下に首を突っ込めばもちろんもっと聴こえるけれど、でもなんていうか、全力で部活をしている現役さんを見ていたかった、ということもあって。

重奏のうち一団体、音がすばらしくよくでているところがあった。その場にいた三年生にパートリーダ重奏か何かかと聴いたら、『えっと…… つよいひとたちです、こんみすさんとか』という。よい表現だと思った。つよいひとたち。

それ以外の演奏は、そんなわけであまり聴けていない。それでも、Surge もパガニーニも、コンクールの演奏よりもぼくはすきだった。

力まずにスマートに弾くことが、この代にはよく似合う。”笑顔” と書かれた紙を掲げて、それでひとを笑顔にできるのは、つまりは彼の人望だ。

そんなこんなで、総じて部活っていいなあと思った、そんな土曜日だった。


坂戸高校の文化祭で、ギター部の演奏を聴いてきた

行ったことがない高校の文化祭に行くときのわくわく感、久しぶりだった。

8 月 31 日、日曜日。池袋から東武東上線にゆられること五十分(ちかい!)、埼玉県立坂戸高等学校の文化祭、やなぎ祭へ。ギター部の演奏を聴いてきた。

最近では NKG のコンクールでおなじみの坂戸高校ギター部さん。昔は JAEM のにも出ていたし、JGA のにも 2009 年に一度。”独立系” とでも言うか、勝手に親しみを持っていたこの方々。

ひとことでいうと、定期演奏会に行きたくなった。体育館では聴けない音が聴きたくなった。

マジカル☆プレリュードと、ARSNOVA 組曲の第一楽章が、全日本ギターコンクールに向けた二曲。これ以外は映画音楽かポップスというとても文化祭らしい選曲。

文化祭での演奏って、どこの学校でも音響条件はよくなくて、だから音を聴くというよりはどちらかといえば割り切って空気とか雰囲気とか学校そのものとか、音以外のところのを楽しみに行くようなもの。

今回も会場は体育館だったし、ぼくが立っていたのもうしろの方だったから、まともには聴こえないのを覚悟していたのだけれど、思っていた以上に “こなれていた” ので、これはぜひきちんとした演奏会でしっかりと音を聴きたいなあと、そう思った。

コンクール曲ではアルトギターもバスギターもギタロンも弦バスもでてきたけれど、大多数がプライムギターというめずらしい編成。パート分けも特殊そうで、コントラバスギターは見当たらない……?

それでも構成のアンバランスさをあまり感じなかったので、体育館ていう悪条件下であることも考えると、音を作る感覚は鋭そう。やっぱり体育館でないところで聴いてみたい。でもひとついうなら、しかたがないとは思いつつ、打楽器はちょっと大きすぎた……。

そして全体的におとなしいといえばおとなしい。空気も雰囲気も堅実で真面目な印象で、きれいなクラシック曲がよく似合いそうなのだけれど、それは逆に派手さや特徴めいたものを隠してしまうものでもあって。

ポップスや明るくて元気な曲を中心に並べるのであれば、はちゃめちゃにうたうとか、エネルギィを爆発させるとか、がつがつに欲のままに弾くとか、もうちょっとそんなテンションに近付けられたら生まれ変わりそうな気はした。

もうひとつ進行面、たとえば司会の礼とかメンバ紹介とか入り捌けとか、そういうところがとても厳格で統率のとれた礼儀正しい動きだったので、司会のしゃべりのテンションとのギャップあって、楽しげになった空気が細切れにされてしまう感があったのはちょっと残念。このあたり、司会のテンションを基準に時間の流れを作ってみると、風通しもよくなるかもしれない。好みの問題でもあるけれど。

しかし何を言ったところで、やっぱり体育館だっていうのが惜しい! 脳内で補完するにも限界があるし、やっぱりどこかのホールで静かに聴きたい……!

定期演奏会は五月のようなので、来年おじゃましたいところ。生音でのていねいな音作りは得意そうだし、JGA のコンクールにももういちど出てみてほしいなあとも思った。評価軸が違うコンクールが別にあるっていうのは、こういうときにおもしろい。

終わったあと、あまりこない地域なので周辺を散策。ゆったりのんびりとした風景で、視界の広さがうれしかった。

こういうところに学校があるのはうらやましい。晴れた夏の日に広い田んぼの横を自転車で駆ける姿は、ぼくがどこかで憧れているもの。

帰り道、ついでに川越市駅で途中下車。十年くらい前に川越高校古典ギター部さんの定期演奏会を観に来て以来。

ひとがとても多いなか、退色した写真のような町並みを眺めつつ、長いふ菓子を小脇に抱えて、帰路についた。

そんな遠足。たまにはよい。


新しいギター演奏団体、Rubinetto ができました

ひとことでいうと、メンバ募集中です。Rubinetto、ルビネットといいます。

ギター部卒業しちゃって、もうすこしギター続けたいけど、どこの社会人団体もだいたいレベル高いしなー、あそこまでガチにやりたいってほどでもないんだけどなー、ちょうどいいところないなー。

とか、

ギター部卒業しちゃって、ほんとうはもう少しギター続けたかったけど、気軽にぴょろっと入れそうなところがなくて結局あきらめたんだよねー。

とか、そんなひとたちの集まりです。

そして同じことを思って同じようにギターを諦めた、あるいは諦めかけている、そんなひとたちをもっと集めて、いっしょにギターを弾こうとしています。

  • だから講師は居ません。ぜんぶ自分たちでつくります
  • 練習場所はそこらへんの公民館の会議室とかです
  • とくにコンクールに出る気はないです。でもただの演奏会はなるべくたくさんやりたいです
  • クラシック曲は弾きませんインストゥルメンタルばっかりです
  • ぶっちゃけ、下手でも楽しければいいじゃんって思ってます

そんな団体です。興味がある方はぜひ 中のひとのだれか にお声かけください。よくわからなければ お問い合わせページ からめーるくれればどうにかします。

近いうちに、以下のイベントがあります。参加自由なので、お気軽にどうぞ。

入るか入らないかは、見に来てから考えればよいのです。

できたてでレパートリィは少ないけれど、でもやっぱり、ギターはたのしいんだって、そう思いながらやっています。

ちかいうちに演奏の動画を YouTube あたりにぶん投げるつもりなので、それもお楽しみに!