黒いワイシャツを、もっと黒く染め直そうと思った

要約すると、

  • ozie さんのお気に入りの黒いワイシャツが色落ちしてきたので
  • 染め直し屋 さんで黒く染め直してもらったら
  • 1 枚あたり 1,380 円とお安くすんで
  • 仕上がりもすごくイケてた

という話。

ぼくの持っているワイシャツは黒いのも白いのもほぼ ozie さんのなのだけれど、黒いのがお気に入りすぎて着まくっていたら、当然のことながらだんだん色が落ちてきた。こうなるともう着られない。

いいかげんもう着られないけど、でもこれお気に入りのやつだし捨てたくないなあ、みたいな葛藤が出てきたので、

  1. 色落ちした!
  2. でも捨てたくない!
  3. じゃあ染め直そう!

という三段論法で、染め直し作戦を進めることに。

調べたら家庭用染料もいろいろあるようで、それで自分で染めるのも考えたけど、めんどうくさそうだし洗濯のときの色落ちとか品質とかも不安だったので、専門業社に頼むことにした。

ぐぐっていろいろ見てみて、何となく信用できそうな雰囲気があるのと他社よりだいぶ安いのとで 染め直し屋 さんに決めた。早速手続き開始。

複数枚まとめたほうが単価が下がるので、大して色落ちしていないやつも一緒に混ぜ込んでしまうことにした。今回は黒いワイシャツを全部で 7 枚。

2 月 21 日くらい、フォーム にどういう素材の何色の何を何枚何色に染めたいのか書いて送る。

2 月 22 日くらい、だいたいいくらくらいになるかの返信がくる。同日、適当な箱にモノを詰めてコンビニエンスストアから発送。

2 月 24 日くらい、届いたよ、最終的にいくらだよ、作業すすめていい? っていう連絡がくる。同日、作業すすめてくださいってお返事。その後しばらくして作業開始しますよっていう連絡がきた。

2 月 28 日くらい、できたので発送したよっていう連絡がきた。

3 月 1 日くらい、到着。

二、三週間って書いてあったのにたったの 4 日で発送された。おどろきの早さ。嬉しい誤算。

仕上がり品質は非常に満足できるものだった。きれいにまっくろになっていて、色落ちでできていた妙なムラもきれいさっぱり。

新品のときから気になっていた黒の色味の違い——赤っぽかったり緑っぽかったり——も、同じ染料で染めたから当たり前なんだけどすこし緩和されて仕上がってきたのでうれしい。プレスのおかげもあってつよい皺もなく、新品にもどった感がある。

洗濯してだいじょうぶかというのが気になって一回洗濯機につっこんでみたのだけれど、ぜんぜん問題なさそうだった。

ワイシャツ 7 枚で、1.5 kg、プレス代込みでしめて 9,660 円。単価 1,380 円。

もともとのワイシャツが 1 枚で 6,000 円くらいなので、これだけの投資でこの品質が得られるなら安いものだと思う。手間もかからず、時間もかからず。送って待つだけ。

色落ちしたけど捨てるのが惜しい、そんな衣装に対する『染め直す』という解決策、なかなかよいものでした。みなさまもぜひ。

@kurokobo

くろいです。ギターアンサンブルやら音響やらがフィールドの IT やさんなアルトギター弾き。たまこう 48 期ぎたさん、SFC '07 おんぞう、新日本ギターアンサンブル、Rubinetto。今は野良気味。

「黒いワイシャツを、もっと黒く染め直そうと思った」への2件のフィードバック

  1. 黒色Yシャツをハイター(漂白剤)につけてしまい脱色しました。
    再染色(黒色)にできますか?
    袖に白色の刺繍してありますが、染まっても結構です。。
    染めれるか?お値段、見積もりお願いします。

  2.  せっかくコメントいただいた手前このようなお返事しかできず申し訳ないですが、私個人は何ら 染め直し屋 さんと直接のつながりがあるものではありませんので、ざんねんながら染色可否確認やお見積もり依頼へは回答しかねます……。

     お手数ですが、染め直し屋 さんの Web を参照のうえ、ご自身で直接お問い合わせいただけますか。

     染色可否は素材にも依存しますので、色だけでは一概に判断はできません。
     また料金は こちらのページ に記載がありますのである程度は推測できますが、混紡素材で両者を染めたい場合(両染め)には倍額になるなど変動しますので、やはりご自身でお問い合わせいただいたほうが確実です。

     以上、ご確認よろしくお願いします。

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